2013年12月18日

上海市の脳卒中治療指定総合病院

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 脳卒中とは、ご存じのように脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳細胞に栄養が行かなくなり、神経細胞が障害を受けてしまう病気です。早期発見と有効な治療が必要で、少しでも早く専門の病院に運ぶことで予後の後遺症と死亡率を改善することが出来ます。近年、上海でも発生率が上昇しており、罹患して1年以上の死亡率も増加する傾向にあります。

 そこで、上海市では衛生当局が中心となって、「60分以内に脳卒中患者を収容して治療」することを目標に指定総合病院を決めました。いずれも、大学付属病院クラスの市立病院で、専門家がいて迅速に対応出来る病院となっていて、上海市の脳卒中臨床救急センターとして機能することになります。

 上海市内に11箇所ありますので、いざというときのためにその場所を知っておきたいところです。

1.浦西

復旦大学附属崋山医院
復旦大学附属中山医院
上海交通大学附属瑞金医院
上海市第六人民医院
上海市長海医院
上海交通大学医学院附属第九人民医院
上海市第十人民医院
上海市長征医院

2.浦東
上海市東方医院
上海中医薬大学附属曙光医院
上海交通大学医学院附属仁済医院




posted by 藤田 康介 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の医療事情
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