2013年07月19日

広東省や東南アジアのデング熱

 広東省の疾病予防コントロールセンターの情報では、最近、広東省深セン・広州・中山などで海外で感染して発病するデング熱感染者が増えているということで、注意を呼びかけています。そのほかにも、麻疹・ノロウイルスによる下痢などに対しても注意が必要とのことでした。

 今年に入って、シンガポール・ラオス・タイ・ベトナムなど東南アジア各国で、デング熱による死者が出ており、7月14日までのデータではその死亡者数は146人になるということです。症例数は各国で過去最高を記録しています。

 また、広東省衛生当局では、2013年上半期に確認されたデング熱患者数は15例で、6月は5例報告されています。

 デング熱はデングウイルスを保有した蚊を媒介して感染します。そのため、蚊の増殖を防止することが大切です。広東省では、5月以降、蚊の数が警戒値を大きく超えており、市民にたいして、ベランダの水たまりの水などを処理するように呼びかけています。

 デング熱の主な症状は、発熱・皮疹・関節の痛みなどです。皮疹ははしかの症状にも似ています。また、稀ですがデング出血熱に進行することがあるようですが、症状はかなり重篤になります。以前、デング出血熱から無事回復した患者さんから貴重な体験を伺いました。

 上海では、ここ最近、下痢の患者さんが増えているような感じがします。手洗いをしっかりとし、生ものはなるべく食べないように気をつけてください。そもそも、私が上海にきた20年近く前は、夏場に刺身を食べることは怖くて出来ませんでした。世の中の進歩は大きいですね。

posted by 藤田 康介 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝染病と闘う
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