2013年07月04日

自家製の酸梅湯

昨日は本当に暑かった。クルマで浦東の我が家を出たときの気温は、お昼で36℃。うお〜、と思ったら、浦西の中医クリニックに到着すると38℃。やはり、世紀公園エリアと浦西のど真ん中では2℃ぐらいの差があります。夜の診察をおえて、9時半頃に再び気温をみると、浦東の内環状線の上での気温が36℃、浦東の我が家に到着すると36℃でした。やっぱり2℃の差がある。

でも、多くの家ではエアコンをつけて窓をあけていないので、外の温度変化には気づいていないのではないかと思います。実際、明け方4時半頃に起床すると、まだエアコンなしでも仕事ができるんです。

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 夜、家に帰ったら、妻が酸梅湯を作っていました。

 中国の食べ物も、日本同様、季節感をとても大切にします。

 上海では、伝統的に夏に飲んだり食べたりするものがいろいろあり、その殆どがこの暑さと湿気に関係があります。代表的なのが緑豆湯であったり、様々な薬味でたべる涼皮であったり、キンキンに冷やさなくても涼感を感じられるのはいいです。

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 酸梅湯は、見た目はなんかあの苦い中医薬の煎じ薬に見えますが、甘酸っぱい味が結構いけます。生薬でも使う烏梅や山査子に氷砂糖をいれて煮詰めて作りますが、家庭によっていろいろレシピがあると思います。我が家では、新疆から送られてきた大棗も使います。

 中国人にとって、この酸梅湯はいろいろなの思い出があるはずです。アイスクリームとかなかった時代でしたから、それでもこういう酸っぱさと甘さを兼ね備えた飲みものは重宝されたらしい。これぞまさに生活の知恵で、飲むと不思議と涼しさを感じます。

 酸梅湯は、清代の宮廷でも飲まれたといいます。

 中国の食文化の楽しみ。

posted by 藤田 康介 at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界
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