2012年12月07日

2013年度、中医関連の国研究予算は4億6千万円

 中国科技部が主催する、農業・林業・工業・医学・薬学などを含めた中国国家重点基礎研究発展計画のことを、一般的に973計画と呼びますが、2013年度の予算として29.93億元つくことが発表されました。日本円にすると400億円の規模ですが、この184の研究項目の中にちゃんと中医学の研究予算もついていました。その額は、3535万元で日本円にすると4億6千万円程度になります。

 具体的に、どのようなテーマで予算がついたか。

 中医学関係で、もっとも高額な研究費がついたのが、北京中医薬大学の「肝蔵血、主疏泄の臓象理論の研究」で、1267万元(約1億6千万円)になりました。また、中国中医科学院の鍼灸研究所による「針治療における機能性胃腸障害の双方向調節効果とそのしくみ」が、711万元の予算を獲得していました。

 一方で、973計画の中で、最も高額な研究費がついたのは、中国科学院物理研究所の「高温超伝導材料と物理研究」で、5508万元の予算がついています。日本円にすると、7億円を越える予算です。こうした最先端の研究の多くには、1000万元〜2000万元の研究予算がついているのだそうです。

 中医学に関しては、研究予算全体のウエイトは少ないです。でも、伝統的な中医学の研究に、しっかりと国から予算がつくのはやっぱり素晴らしいことです。もちろん、これ以外にも省や市クラスの研究テーマもあり、予算がつけられています。





甘霖・我が愛しの上海へ
posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の魅力
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