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血糖値異常に関しては、空腹時血糖値の上昇、HbA1cの上昇、糖尿病の発病、糖尿病患者の血糖値コントロールの悪化などが起こりうるとしています。
スタチン系の製剤は、高脂血症の患者さんを中心に、長期的に服用されることが多いため、とくに肝機能・腎機能に障害があったり、糖尿病の可能性がある場合は注意が必要です。また、スタチン系製剤のうち、中国で血糖値異常の報告が多いのが、アトルバスタチン(Atorvastatin Calcium 阿托伐他汀)と、ロスバスタチン(Rosuvastatin Calcium 瑞舒伐他汀)と報告されていました。

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