2012年10月26日

上海で50歳未満の脳梗塞患者が増える傾向

 上海市衛生局のデータによると、上海には600万人の高血圧患者がいるといわれています。このうち、血圧のコントロールができているのが三分の一程度で、血圧のコントロールがうまくできていない人が多いのが現状です。また、よく言われることですが、成人の2割は運動不足(実際はもっとでは?)、4割が肥満、男性の5割が喫煙しているとのこと。さらに、油と塩の摂取では、5割以上で健康に必要な量をオーバーしていると言われているのですが、そんななか近年、50歳未満の脳梗塞が上海で増えていることが明らかになってきました。

 10月に行われた「第4回上海国際脳健康論壇」でも、上海市の3000人の脳梗塞患者を調べたところ、50歳未満の割合が10人に1人となっていて、中でも男性が全体の7割を占めているとのことです。男女比では女性の7倍にもなっています。

 脳梗塞の前兆として、手足のしびれや無力感があることが多いのですが、多くの場合見過ごしてしまうことが多い。実際に、復旦大学付属華山病院の調査では、実際に症状が出て3時間以内に病院に行けた人は、15%にも満たなかったそうです。一方で、若年層の脳梗塞の場合、高齢者と違って昼間に発生することが多く、うまく病院に搬送できれば、十分に回復するチャンスがあります。

 とはいえ、日頃から健康に気をつけることは大切。中国式生活習慣のリスクは必ず頭の中に入れておいて下さい。タバコやお酒を制限し、食べ物もバランスよく摂取するなど基本的なことが大切です。また、最近の上海での日本人駐在員の間でもみられるのですが、キャパシティーを越えた仕事を禁物です。また、血圧のチェックは日頃から忘れないでください。電子血圧計は、上海の電気店で普通に手に入ります。


posted by 藤田 康介 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情
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