2012年09月04日

上海市非物質文化遺産の中医学

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  連載原稿を書いていて、ふと調べ物をしていたら、なんとうちの中医クリニックすぐ近くに、上海市非物質文化遺産保護センターがあることに気がつき、ちょっくら行ってきました。

 中国では、中国の伝統医学でもある中医学を文化財として保存していて、国レベルや市・省レベルの非物質文化遺産として特別な保護を受けています。国レベルとなると、人間国宝的な扱いになるのではないかと思います。

 上海市の場合、これまでに157項目の非物質文化遺産が登録されていて、このうち13項目が中医学と関係するものです。そのリストは以下の通りです。

・ 石氏傷科療法(国非物質文化遺産)
・ 魏氏傷科療法
・ 施氏傷科療法
・ 陸氏傷科療法
・ 朱氏一指禅(国非物質文化遺産)
・ 陸氏鍼灸療法(国非物質文化遺産)
・ 余天成堂伝統中薬文化
・ 斂痔散製作技芸
・ 竿山何氏中医文化
・ 張氏風科療法
・ 顧氏外科療法
・ 六神丸製作技芸(国非物質文化遺産)
・楊氏鍼灸療法

 詳しい内容は、まもなく発売される2012年9月号の中医学の季刊誌『中医臨床』に執筆しましたので、ぜひご覧ください。

 しかし、中医学の流派自体が非物質文化遺産に登録される中国はすごい。やっぱり文化の一躍を担っているのですね。現代の日本の漢方で、人間国宝が登場するかというと、ちょっと難しいような気もします。



【連絡】・日本温泉学会参加のため、9月6日(木)〜13日(木)まで休診します。 ・リニューアル!甘霖・我が愛しの上海へ




posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の魅力
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