2012年08月30日

第16回国際小児腎臓病学会(IPAN)は上海です

第16回国際腎臓病学会(IPAN)が、なんと2013年8月31日〜9月4日まで上海で開催されることになりました。IPANの公式HPはこちらです。

 上海での窓口は、復旦大学附属児科医院と中華医学会児科学会の腎臓学グループで、これほどの大きな国際会議が上海で行われるというのは、本当にビックリしました。復旦大学附属児科医院は、私が博士課程のときに小児ネフローゼで共同研究をしていて、私も大変お世話になった腎臓内科の徐虹教授などが先頭となって活動されたのではないかと思います。中医学に理解のある先生で、西洋医学と中医学の両方の見解からの研究となりました。
 この学会は、3年に1度行われ、小児科の腎臓病の分野では世界で最高権威の学会の一つです。また、この学会が発展途上国の国で開催されるのは、初めてとのことだそうです。全世界から1000人を越える専門家が上海に集まってきます。

 いま、中国でも子供の腎臓病が増える傾向にあります。年間0〜14歳の子供のうち、1万人につき1.3 ~1.5人の慢性腎臓病の患者が発見されていて、その数年間1000人程度の増加といわれています。中国も、子供用の透析設備の拡充や、専門医を増やす努力が行われています。

 大都市に住んでいて、世界中から人が集まってくる国際会議というのは非常に意義があります。人々の交流が盛んになれば、当然学術的な交流も深まります。そして、街の経済も活性化する。上海がこうした国際会議の誘致に必死なのも理解出来ます。

 次の9月の日本温泉学会は鳥取の三朝温泉ですが、私もはるばる上海から行く予定で、地元の旅館に宿泊もするし、お土産も買う予定です。そうしたリアルな人やモノの流れが出来るような環境作りを急がないと、街の経済は活性化しませんよね。

 しかし、この時期は日本でも学会が多い季節。願わくば、日程が日本の他の学会とかぶりませんように。。。。
posted by 藤田 康介 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の医療事情
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