2012年05月19日

4月も中国で手足口病発病数及び死亡例が増えました

 毎年、春から夏にかけて中国で流行する手足口病ですが、今年も患者数が増えています。

 中国衛生部によると、2012年4月には中国全国で報告された手足口病の症例数は237478例で、死亡例が77例となっています。これは、前年同期の発症例99819例と死亡例45例と比較しても明らかに増えています。

 上海市では、復旦大学附属児科医院と交通大学附属新華医院の2箇所が手足口病患者用の専門病院として指定されていますが、重篤患者に使われるベッドも満床となっているようで、その他の小児科総合病院でも患者の受け入れ体制を整えているということです。

 手足口病は、3歳以下の子供への発病率が最も高く、飛沫感や糞便による感染が中心ですが、食器やタオル、おもちゃなどを通じても感染しますので、そうした物品の消毒が大切です。
 
 一般に手足口病患者の80%は軽いのですが、こちらの専門家も感染拡大防止のために、自宅での休養をすすめています。しかし、例年重篤症例や死亡例が出ており、特に39℃以上の熱が出て、ぐったいりしていて、食欲がない場合は、専門病院への診察が必要です。

 また、妊婦の感染は、胎児への影響も考えられますので、手洗いの励行や、生ものを食べない、部屋の換気をしっかりするなどの注意が必要です。
posted by 藤田 康介 at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝染病と闘う
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