2012年05月16日

蚊に刺されたときはまずは冷やす?!

 ふと見つけた英国の新聞にこんな小さな記事がありました。「Over-the-counter insect bite remedies are just not worth buying , say experts」というもの。ごく普通に蚊などの小さな昆虫類に噛まれたとき、薬局で売られている処方箋の薬はあまり効果は無く、虫さされの痒みをとるには、冷やすことがよいということでした。そのため、医療関係者に対しても、抗ヒスタミン剤やステロイド軟膏は、湿疹などの痒み止めには効果があるが、虫さされには効果がないので、むやみやたらに薬を出す必要はないという専門家のコメントを載せていました。

 中医学の世界でも、虫さされ用の軟膏が色々あります。うちのクリニックにもありますが、要は噛まれたときの痒みを紛らす働きがメインです。冷やす働きが強いのも納得できます。

 
posted by 藤田 康介 at 09:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 中医学と皮膚病
この記事へのコメント
こんにちは。整形外科のblogを開設しています。蚊に刺されたときは冷やすとよくなりますよね。何か物質を分解してる印象もあるのですが、どうでしょうかね。RSSリンクを引っ張らせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
Posted by orthopedics at 2013年08月01日 23:52
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