2012年05月03日

女性の更年期のホットフラッシュと豆乳の関係

更年期障害で中医学や漢方を服用されている方は多いと思います。私も、毎日のように診察していますが、効果が出やすいのは実感しています。
 そうした症状の中で、主訴としてよく登場するのが、やはり火照りなどホットフラッシュに関する症状だと思います。体感的にも非常に気持ち悪いこの症状に関して、様々な研究が行われています。

 今回見つけた論文では、日本やアメリカの研究グループがおこなったもので、19項目の大豆のタンパク質で有名なイソフラボンに関して、ダブルブラインドテストの結果、毎日最低54ミリグラムのイソフラボンを6週間から1年間摂取し続けたところ、ホットフラッシュの頻度が26%減少したとくことです。また、少なくとも12週間豆乳を飲み続けた場合、そうでない女性よりもホットフラッシュに罹患するリスクが3倍下がったということです。

 中国では比較的普通に豆乳を飲みますが、日本人は意外と飲んでいない人が多い。更年期障害と豆乳の関係はいろいろ議論されていますが、少なくともホットフラッシュには一定の効果がありそう。

 上海でも旭洋などの豆腐メーカーが無糖の豆乳を出していますし、我が家では自宅で豆乳を作っています。豆乳メーカーは、上海で売っています。コーヒーメーカーよりも種類が多いぐらいです。

 今回の研究でなるほどと思ったのは、更年期前になって豆乳を飲み始めても効果がでてきているという点ですので、今からでも決して遅くないと思います。量は、1日コップ2杯程度が適当ではないかと思います。上海の伝統的な朝食ではそれぐらい飲みますよね。

【参考文献】
Extracted or synthesized soybean isoflavones reduce menopausal hot flash frequency and severity: systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22433977
posted by 藤田 康介 at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界
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