2011年11月08日

千葉ミニ講演会「中医学の冬対策」

2011年は11月8日が立冬です。いよいよ二十四節気も冬モードに突入し、実際に、気候も寒くなっていきます。11月7日は、千葉県松戸市にあるカムクリニックで、地元の人たちを対象にしたミニ講演会を行ってきました。

 漢方薬でお馴染みのツムラの方も要らしていましたが、一般の方が多いので、テーマは養生を中心にしたもので、日頃、私達が中医学で実践していることをお話ししました。

 冬は、万物が冬眠に入る季節です。人間もまた然りで、人の代謝も比較的ゆっくりモードに入ります。また、日照時間も短くなるため、精神的な影響も受けやすいと考えます。ストレスからも上手く身体を守る必要があります。

 中医学では一般に、冬場は早く寝て、太陽がしっかりとでるまで休むようにといいます。太陽と共に、アドレナリンの分泌も徐々に増えてきて、頭をすっきりとさせることができます。

 寒いときにお勧めなのが、やはり足浴です。寒さは、足から襲ってくると考えられており、生薬を活用した様々な足浴方法が中国では考案されています。また、背中〜首を冷やさないことも大切です。背中は足太陽膀胱経の経絡が走っており、五臓六腑と関係のある経穴も並んでいます。そこで、寒さなどの邪気から身体を守ってあげる必要があるのです。

 冬になるとマラソンなどを運動をすることも大変結構なことです。しかし、汗をかきすぎないようにすることも大切です。汗と共に、陽気を消耗してしまうことは、望ましくないとされていますが、適度に汗をかくことはよいことだとされています。また、陽気をまもるためにも、夜の運動はなるべく避けて、できたら日中に運動するのが望ましいとされています。

 陽気を守るという観点から、羊肉・牛肉、クルミ、クリ、棗などの食べ物が重宝されますが、もちろん、大豆やニラ、ニンジン、大根なども結構です。上海では上海蟹シーズン真っ盛りですが、そろそろ冬に入ってくるとエビ・カニ類は避け、スイカなど身体を冷やす果物も避けたいところです。(それでも、こちらではいまだに食後にスイカがでてきますが。。。)
posted by 藤田 康介 at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の活動
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/50313792
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック