2011年06月13日

睡眠時間

 人間は一体どれぐらい眠ると身体にいいのか?色々な研究がされています。中医学の場合、季節による睡眠時間の調節を大切にします。一般に、夏場は短めにし、冬場は長めにするように心がけます。ただ、長すぎる睡眠や短すぎる睡眠はやはりよくないわけで、睡眠時間に関する研究は世界各国で行われています。

 アメリカの研究では、中年世代を対象とした認知能力と睡眠の関係で、毎晩7時間程度眠る人の認知能力が最も高く、6時間未満や8時間以上の睡眠時間だと能力が劣るとしています。その衰え方は、実際の年齢よりも4〜7歳分加算される程度に相当するのだそうです。

 また「寝る子は育つ」とよく言われますが、赤ちゃんの発育と睡眠時間の関係はどうなのか?Emory Universityの研究では、よく寝る赤ちゃんのほうが身長が伸びやすいのだそうで、毎回1時間多く眠ると、身長が伸びる可能性が20%高まるということです。研究者は身長の増加と睡眠時間との関係はあるとしています。

 睡眠時間と肥満との関係も研究されています。スイスのUppsala Universityの研究では、以前、睡眠不足の女性は腰・腹部が肥満になりやすく、浅い眠りや夢をあまりみない眠りも女性の肥満と関係があるとし、徹夜をした人が朝食を食べると、8時間睡眠をとった人と比較して、カロリーの消費が15%低下し、消費されなかったカロリーは、脂肪として蓄積される傾向にあるとしています。

 さらに、アメリカのNorthwestern Universityの研究でも、夜更かしをすると体重が増えやすいことを研究しています。平均年齢30歳の人を対象に、午前3時45分〜午前10時45分まで睡眠をとるグループと、午前0時30分〜午前8時まで睡眠をとるグループを比較した場合、前者のほうが体重が増加したのだそうです。

 夜更かしすると、カロリーの消耗が減少する一方で、食欲を増進させるグレリンと呼ばれるホルモンの分泌が増え、ものをますます食べたくなるようになり、肥満になるということです。

 寝ると言うことは、ダイエットに関しても非常に大切ということですね。
posted by 藤田 康介 at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 「治未病」という発想
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