2010年12月17日

中国都市部でもノロウイルスにご注意を

 今頃になってこちらで報道されていますが、広東省衛生庁が、広州市従化でアジア大会が開催される前の11月に、429人が下痢や嘔吐などの症状を訴えて病院に運ばれるさわぎがありました。いずれも、現地の農民だったようですが、当局の調査では、飲み水の衛生状況がよくなかったようで、市民に対して、水をしっかりと煮沸するように呼びかけていました。

 ノロウイルスは、1968年にアメリカで確認されたウイルスで、感染力が強く、汚染された食品や水を摂取すると、悪寒や喉の不快感、むかつきや嘔吐・下痢などの症状がでてくるのですが、今回の広州のケースでも、ノロウイルスであると当局が発表していました。

 中国では、もとも生水をあまり飲む習慣はありませんが、生水をさけて煮沸するようにし、中華料理に時々出てくる半生系の魚介類、冷菜などには注意する必要があります。

 中国では、1995年にはじめてノロウイルスが確認されていて、広東省など南方エリアを中心に、学校機関での集団感染が毎年のように発生しています。一般に、中国で下痢を起こした5歳以下の子供のうち、15%前後でノロウイルスが検出されているということ。血清の抗体サンプルからも、中国でのノロウイルスはかなり広くみられるようです。

 ノロウイルスで死亡することはほとんどありませんが、感染力が強いため、排泄物の処理にはマスクや手袋をして対応するなどの注意が求められています。

 しかし、アジア大会が終わってからの報道なのですね。地元の人は、下痢が流行っているというウワサをしっていたそうですが。。。
posted by 藤田 康介 at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情
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