2010年12月10日

タバコ・酒・肥満、上海人の健康問題

 上海人の健康状態に対して、またまた心配すべき数値が出てきました。

 上海市衛生局が、上海人の健康問題のなかで、最も心配すべき課題として「喫煙率の上昇・お酒の飲み過ぎ・油、塩の摂取しすぎ」を取りあげ、その結果メタボリックシンドロームなど慢性疾患が急増しているという現状を最近発表しました。

 15歳から69歳までの17000人を対象とした調査では、55.1%の成人男性が喫煙し、特に女性の受動喫煙が深刻で、73.3%の女性が、家庭での受動喫煙の状態であるということ。また、上海市民のうち、お酒を飲む人の割合は21.6%だが、このうち8.7%が身体が1日に分解できるアルコール(男性1日60g、女性1日40g)以上のお酒を飲んでいるということ。

 そして、私が見た中で、おそらく最も問題が多いのが、食塩と油の摂取量で、油の摂取量では、全体の約60%の家庭で基準値の1日25〜30gの範囲を超えており、平均でも39gとなっていました。塩に関しては、38%の家庭で、基準値である1日6gを越えていたという旨。

 そりゃ、あのゴテゴテの中華料理を食べたら当然ですよね。

 その結果、高血圧の罹患率は23.6%となり、2002年よりも5ポイントの増加、癌の発生率も、2007年は2006年と比較して1.34%の増加となりました。

 一方で、運動に関しては若い世代で積極的に運動に参加している人は17.1%にすぎず、運動する人もまだまだ少ないのが現状。

 忙しくなって、仕事ばかりに時間を割かれてしまう上海人。
 私も人ごとではないので、せっせと自転車運動と歩き運動をがんばります。

 高齢化社会とともに、メタボ社会にもなってしまうと、未来は決して明るくないわけで、政府も早めの介入を考えているようです。
 上海はやり出したら早いですから、なにをするのか注目しています。
posted by 藤田 康介 at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情
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