2010年07月19日

悪玉コレステロールと主食の関係

 中国での生活が長くなると、どうしても油分の摂取の問題が心配になり、また体重が増加傾向となる人が多いように思います。私自身も気をつけていますが、正直言って上海で生活をするようになってから太りました。

 そんな中で、健康診断の結果をみせていただくと、悪玉コレステロールの数値に問題がある患者さんが少なくありません。これに関して、アメリカで興味深い研究があったのでご紹介します。

 ダイエットを考えるとき、一般に食べる量を減らしたらいいと思うわけですが、実はどうもそう単純ではないというのはご承知の通りです。

 コロラド州立大学の研究で、320人の肥満と判断された人たちを2つのグループにわけ、一つは毎日炭水化物を殆ど摂取させず、1日20グラム以下に抑え、一方のグループでは、炭水化物の摂取量を1日の総カロリーの55%程度にまで高めました。

 6週間後、双方のグループで6キロほど体重が減りました。このうち、主食をたくさん食べていたグループでは悪玉コレステロールが減ったのに、主食をあまり食べなかったグループでは逆にコレステロールが増加してしまったという結果でした。

 主食を十分に摂取しないと、人間の正常な新陳代謝に影響を与え、脂肪が分解したときに血液中の遊離脂肪酸が増え、糖尿病のリスクが高まると考えられています。よって、研究グループでは、1日100グラムは最低でも主食を摂取しなさいと結論づけています。

 中医学でも、以前ご紹介したように五穀と中医学というテーマで以前ブログを書きましたが、主食を非常に大切にします。

 中国人の皆さんも、ご飯をしっかりと食べる国民ですが、どう考えても食べ過ぎという人もよく見かけます。。。。
posted by 藤田 康介 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39713352
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック