2010年07月18日

この時期は蚊やウイルスにご注意を

 7月17日に梅雨明けとなり、上海でも本格的な夏に入りました。上海市衛生局も、7月〜9月にかけて注意しなければならない疾患について市民に呼びかけています。

 この時期、上海では蚊を媒体とする伝染病が毎年発生しています。日本脳炎やデング熱、マラリアなどです。ここ数年の状況は、大流行まではいきませんが、例年数例の症例は発表されています。そのため、上海市では蚊が発生しやすい地下室などに消毒液をまいて対策をとっていますが、やはり蚊に対しては要注意です。

 また、ウイルス・細菌性の伝染病も多数発生します。最近、上海の子供たちの間でも流行している手足口病、大人などでもよく見られる急性の下痢、症状の激しいものではチフスや赤痢なども上海ではあります。いつもの下痢と違って、粘液のような下痢や膿血便があれば要注意です。強烈な腹痛を伴うことが多いです。

 上海の一般的な日本人の生活ではまずないとは思いますが、旅行にいったときなど生水に要注意です。必ず、外出先では火の通った水を飲みましょう。
 また、手足口病は経口感染です。子どもも大人も手洗いをしっかりとし、生ものは極力食べない、部屋の風通しをよくして太陽に干す、という原則を忘れないでください。

 こうした伝染病は、昔から中国南方の中医学では大きな難題でした。西洋医学が発達し、死亡例は減りましたが、中医学の先人たちの経験を読みと、今でも参考になることがたくさんあります。きっと、日本の漢方も同じだと思います。
posted by 藤田 康介 at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝染病と闘う
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