
『エンブリオロジスト〜受精卵をはぐくむ人たち』で小学館ノンフィクション大賞を受賞された須藤みかさんが編集・執筆され、上海在住の我々約30人で執筆された本、『上海路地裏万博』(双葉社)が発売開始されました。私の手元にも数冊くることになっています。さっそくクリニックの待合室に置かせていただきますので、ご希望の方はご連絡ください。
私は、「第2章癒し」で「中医学」と、なぜか「第3章チープ」の「生煎饅頭」で執筆しています。週末の時間を利用した執筆で、締め切りもすぐに迫っていたので忙しかったのですが、とりあえず上海万博の開幕までに出版が間に合ってほっとしました。
この本の「中医学」のコーナーでは、私がなぜ中医学の世界に入るようになったのか、私の師匠との出会い、そして、これからおそらく中国の中医学が進むべきであろう方向性について書かせていただいています。日本におられる方はもちろん、上海におられる皆さんにも参考になるかと思います。
さらに、この本ですが、大きな特徴としてライターがかなりの強者揃い。かなりディープな上海を楽しめそうです。
須藤さんともお知り合いになったのは、2003年に雑誌に私とのインタビューを掲載していただいたのがきっかけでした。本当にいろいろお世話になっております。ありがとうございました!
とりあえず、任務が一つ完了して肩の荷がおりました。