
今まで、ケ鉄涛先生とか、自分自身が記者として有名な先生のところへお邪魔して、いろいろなお話を伺うことが多かったのですが、今回は、私自身がインタビューを受けることになりました。
そして、私がしゃべった内容が書かれた文章を改めて読み、なるほど、このように表現できるのだと非常に勉強になりました。ありがとうございます。
12月3日木曜日の読売新聞の国際版の国際欄にあるシリーズ「人・世界が舞台」に登場しています。
「中医の極意を日本へ」とこれまた大きな見出しと、髪型を変えたばかりの私の写真が掲載されてしまいました。妻はお気に入りなのですが、さすがに私は恥ずかしくて。。。
おかげさまで、私の師匠でもある陳以平先生を始め、多くの方のご指導を受けられたのも、中国に長く生活してきた恩恵です。日本にいては、まず無理だし、そこには中国人ならではの懐深さを感じられます。
私は、まだまだ未熟ですが、でも自分がやってきたことを、マスコミなどに紹介されることは決して厭いません。中国政府や上海市に奨学金を十年近く頂いてきた以上、こうやって日本に向けて中医学のなにがしを紹介できることは、ある種の恩返しだとも思っていますし、しなければならないとも思っています。
そして、なによりも私がやっていることが、少しでも中国人や日本人の患者さんに役立てば、それが本望だと思っています。
でもあとしばらく、妻と一緒にここ中国で実力を蓄え、日本だけでなく、将来は世界の西洋医学とも対等に渡り合えるようなそんな中医学の医師になりたい、と思って日々臨床に臨んでいます。
これからもがんばっていきますので、よろしくお願いします。