2015年05月26日
20年の上海生活経験を少しでも日本人のお母さん達に伝えることができれば
5月26日は上海美しが丘第一幼稚園で講演会をしてきました。幼稚園といっても、父兄対象の講演会ですので、私でも大丈夫です。こういった依頼もときどきありますが、幼稚園では初めてでした。
午前中は浦西の名都城キャンパスにて、午後は浦東の東和公寓キャンパスまでいってきました。
テーマは「上海で暮らすために」ということで、子供がいる家庭からすると気になることの多い上海生活について、大気汚染・アレルギー問題・食の問題・水の問題などを含めて広くお話させていただきました。とくに大気汚染とアレルギーに関しては、私も長く研究してきているので、お話したいことが沢山。
私も日頃中医学の臨床に携わっていて思うのは、日本で報道されるネガティブな情報、外野からの忠告に左右されてしまって、精神的に疲れてしまっている日本人のお母さんが少なくないという点です。少しでも上海生活の経験値が増えてくれば、そんな心配も杞憂であることが分かるのですが、そのためにも私の話が少しでも役立てればと思います。食の安全に関しても同様です。
ちなみに、あの悪名高き中国の大気汚染も、2013年、2014年、2015年と改善が進んでおり、上海に関してはかなり良い線まできています。そのあたりのデータも紹介しました。
あとは如何に対策するかということになります。日本にだって、昨今の地震や噴火の問題もあれば、例の放射線の問題で一喜一憂している人も少なくありません。日本人の上海滞在に関しては、大部分の方が2〜3年の期間限定であるわけだし、この機会に色々なことを知ってもらえたらと思います。
私も上海生活20年目に入りました。小学生の娘もおります。これからも医療や中医学との関わり以外でも、この経験がなにかに役立つことができればと思っています。
(上海日本人学校の浦東キャンパスの校庭では子供たちが元気に遊んでいました)
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