
今回で雑司ヶ谷での座談会風講演会は2回目になります。
私も色々お世話になっていて、陶芸家でもある友人が上海で展開している「展示室」の東京バージョンが、実は雑司ヶ谷にもあり、その2階で私が東京に行ったときに不定期ですが、地域の人たちと中医学の交流をするためのミニ講演会の会場になっています。
今回も、10人ぐらい集まってくださいました。
春の養生のお話以外にも、最近の中国のこと、中医学の豆知識などを紹介しました。そういう話をしていると、上海に最近旅行に行ってきたよ!という声もあったりして、なんか私も嬉しかったです。
こういう小さな講演会では、日頃皆さんが疑問に思っておられることを耳にすることができるので、私も大変勉強になります。

そう、差し入れていただいた美味しい桜餅もいただきました。春ですね!
雑司ヶ谷って池袋に近いのですが、下町の雰囲気を色濃く残していて、とても良い感じです。都会の中のオアシスといった感じですね。

夜はタカハシクリニックの高橋先生ご兄弟と、タイご出身の丹羽先生と神保町の揚子江菜館で会食。この揚子江菜館が明治29年創業と聞いてびっくりしました。
上海では創業百年のレストランはそうたくさんありませんが、東京にはこういう老舗の中華料理店が多いですよね。

考えてみれば、学生街であった神田を起点として、明治時代から沢山の中国人留学生がこのあたりで暮らしていたそうです。(揚子江菜館のエピソードについては、こちらをごらんください・看板メニューという「五目涼拌麺」はちょっと気になります。)

魯迅、孫文、周恩来が暮らした街東京。
そして、いまや中国人観光客の日本旅行ブーム。
そういう観点から東京をみると、また興味深いものですね。
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