雲南省大理州洱源の郷土料理をいろいろ体験するなかで、このあたりのレストランや食堂に入ると必ず目にするのが地参と呼ばれる植物の根っこ。
白くて丸いクリクリがくっついたような不思議な形をしていますが、こちらでは虫草地参とも呼びます。略して「虫草」。一瞬冬虫夏草と名前が似ているように思いますが、まったく別のものです。
栄養価が高く、中医学でも『中華本草』に掲載されています。食感はシャキシャキした感じで、クセもなく炒め物やスープに入れても美味しかったです。大理州あたりの人たちはよく食べているようですね。
調べてみると、中医学的な性質は活血作用があるようで、利尿・通経・養血・補陽などの効能が出て来ました。産後の虚弱体質、月経痛、浮腫、虚弱体質の改善、肥満症などにも使える一方で、ミネラルが豊富なのでインポテツなどにも使われているみたいですね。いくつかの悪性腫瘍の処方にもはいっているので、瘀血をともなっておれば活用出来ます。雲南だけでなく、浙江省あたりでも栽培できているので、薬材としてだけでなく、食材として今後普及するかも知れません。実は、浙江省でも地元では虫草と呼ばれていました。
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