11月20日に行われた上海日本人学校の中学2年生向けの進路座談会「地域マイスターに学ぶ」に、講師として参加してきました。
日本人学校では、浦西キャンパスでPTA対象の講演会は2011年にしたことがあるのですが、浦東校でははじめて。というか、毎日出勤時に前を通っているのに、キャンパスのなかに入るのも初めてでした。
これまでも中学生対象にした授業は、かなり以前にこちらの公立中学校で日本語を教えたことがありますが、これは現地中国人で中国語でした。
今回は、日本語での授業だし、さらに自分の専門である中医学がテーマなので、張り切ってスライドを準備しました。
何人か以前に診察した患者さんも生徒さんの中に居られ、それ以上に皆さん熱心に私の話を聞いてくださり、私も思わず熱が入りました。自分の中学時代を比較すると、すばらしい環境だなあと感じました。
私がこの世界にはいったきっかけ、中国の大学・大学院の様子、中国式勉強法の特色、薬草や鍼灸のお話もしました。地鱉虫(サツマゴキブリ)などは実際に持っていってじっくりと見てもらいました。(^_^)
そもそも身の回りにいる薬草や昆虫たちが薬になってしまうのは、とてもすばらしいことだと思います。これが好きで、私も月に1回は時間を見つけて中国の薬草探しにでかけています。この感動が生徒達にもすこしでも伝わったかどうか。。。。
あまり難しい話しにならないように、また将来、この子供たちのなかでだれかが中医学や日本漢方に携わってもらえたらという思いをもちつつ、2コマ喋らせていただきましたが、こういう中学校の取り組みは素晴らしいと思いました。
思い起こせば自分の中学時代は、学校が暴力沙汰で荒れていたし、高校に入るぐらいまでは、自分の将来を真剣に考えるチャンスはあまりなかったように思います。幸い、上海ですと、進出している企業も多いですし、あらゆる分野のプロフエッショナルのお話を聞くチュンスがあります。これはある意味、恵まれた環境だと思いました。
日本人学校の先生方にはいろいろお世話になりました。この場を借りてお礼申しあげます。
今年から来年にかけては講演が多い年になりそうです。すでに来年の夏頃の予定も入ってきました。色々な分野の方々との交流も楽しみです。張り切って準備していきたいと思います。
◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール◆
2014年11月20日
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