東方航空の午前の便で、少しでも早く大阪入りしようと思っていたのですが、機長からの連絡で軍事演習だとかで、30分遅れの離陸。とはいえ、30分の遅れで済んだことはラッキーだったと思わないといけません。

いつもながら朝のMUの機内食はびっくりですねえ。今までn回食べてきた中華点心の組み合わせ。仕事の資料を読みながら、1時間50分ほどのフライトであっという間に上海に到着にしました。やっぱり関空は東京よりも近くて便利です。
関空に到着した途端、親しい上海人の友人の声が。とても久しぶりに再開なのですが、なんと上海の検診で肺がんが見つかったそうで、日本で再検査と治療をうけるために来られたそうです。これから、こういう目的で訪日する中国人も増えるのかもしれません。中国での再会を約束し、もちろん中医学的なアドバイスをさせていただきました。早期からの中医学的の介入は欠かせません。意外と上海人でも知らないです。
出発からの再会に驚きました。
関空に入った瞬間から、ネット環境が改善されて、LINEもWechatもFacebookもTwitterも自由自在。中国人にとっては、最高の観光資源だったりすると思います。

30分の遅れを取り戻すために、特急「はるか」で新大阪まで移動。いまさらながら、「はるか」での移動は便利なことを発見しました。ただ、大阪駅に入らないのはちょっと不便ですよね。遠い将来にはそういう計画もあるそうですが。
今回の日本滞在は、NPO法人「21世紀の医療医学を考える会」が主催しているe-CLINICの岡本裕医師らのグループと合流するため。以前から時々繋がりがあったのですが、中国の中医学的な観点から、私の今までの中国での経験を、日本にいるがん患者など難病の患者さんにも活かしてほしいというのが趣旨です。
中国では西洋医学も中医学も同じプラットホームで難病に取り組んでいます。日本も和漢薬の認識が高まっていますが、生薬原材料の高騰もあり、まだまだ日常的なものになっていません。

いずれにしろ、日本の西洋医学のドクターと協力しながらの今回のプロジェクトは私にとっては新しい挑戦となりそうです。

夜の懇親会は西中島南方にあるインド料理のカジャナで。インド人シェフによるカレーとナンが美味しかった。
◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました◆
