2015年02月20日

雲南省洱源で見つけた中医学でお馴染みの宣木瓜(ボケ)

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 雲南省の温泉地、洱源は、温泉地としては有名ですが、温泉とセットで体験してみたいのはやはり美食。といっても豪華絢爛な料理ではなくて、素朴で現地にしかない味を探し出したいと思うわけです。

 雲南料理をみたとき、宣木瓜はよく登場していて、スパイスにも欠かせない食材でした。中医学の世界でも、宣木瓜はよく使います。主な効能は舒筋活絡・化湿和胃、性質は酸温で、関節痛や筋肉の痙攣、消化不良などに使います。こむら返りの芍薬甘草湯は有名ですが、私は効果を高めるために木瓜を加えることもあります。

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 雲南省は海がないので当然、山のもの、淡水物ものが多い。そして、牛乳や牛肉を使ったものも沢山見かけました。そこで有名なのは牛扇。

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 これは牛乳もしくは羊乳から作りますが、実は牛乳のタンパク質を固めるのに宣木瓜を使うということを知りました。宣木瓜と牛乳をまぜて煮詰め、皮状としたものです。そのままで食べてもいいですが、現地では油揚げにしていました。私個人的にはアボガドを巻いて食べたら美味しかった!味はなんとなくチーズのような雰囲気もあります。

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 調味料としても宣木瓜もかなりいけました。

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 洱源の農家楽(民宿)で出て来た料理では、近くの湖でとれた新鮮な鯉に豆腐と花椒をまぜて、さらに乾燥させた宣木瓜を入れています。味は「甘酸っぱいけど酸味が強い」といった感じに仕上がり、お腹にも優しい感じがします。しかし、鯉がとても美味しかったです。

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posted by 藤田 康介 at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 生薬・漢方薬・方剤・中成薬