2014年10月21日

中医学を普及させるための上海市の取り組み〜按摩器のプレゼント〜

  日本でも、漢方医学の普及にさまざまな活動が行われていますが、こちら中国でも同様で、中医学の普及を目指して様々な取り組みが行われています。「未病を治す」を実行するために、市民が自宅でもできる中医学の療法を普及させるのが狙いのようです。

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 これまで、メタボを確認できる?!メージャーや、クシを使った健康法などもありました。

 メジャーに関しては、こちらから、クシに関してはこちらに記事があります。

 さて、今回、上海市民全世帯対象に配られたのはなんと「按摩機」。我が家にも、管理組合を通じて届きましたが、アイデはなかなかだと思います。経穴を刺激する部分と、刮痧につかえる部部とに分かれていて、手に握って使います。

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 さらに、上海市健康促進委員会弁公室が発行している「上海市民建康生活応知応会手册」という冊子もついていて、「上海市人民政府 贈」となっています。

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 今回は、常用するツボ(経穴)の紹介です。いずれも、臨床でとってもよく使うものばかり。この16箇所はぜひ知っておきたいですね。

 頭痛には太陽穴

 目の保養に四白穴・晴明穴

 耳鳴りに聴宮穴

 鼻づまりに迎香穴

 失神したときに人中穴

 秋の干燥に魚際穴

 夏ばてに労宮穴

 骨と腰の強化に後渓穴

 歯の痛みに合谷穴

 四肢の冷えに陽池穴

 口臭に大陵穴

 車酔いに内関穴

 便秘に支溝穴

 健康長寿のための足三里

 月経を整える三陰交


 いやいや、とっても分かりやすい。しかも、ツボの取り方も図表で示されているので、誰でも簡単に見つけられると思います。そのツボを使うためのワンポイントアドバイスなんかも良いですね。

 ちなみに、上海市民の健康ホットラインの電話番号は12320だそうです。Wechatのアカウントもあります。

 ◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 「治未病」という発想