2014年08月30日

アクアリズム 2014年8月号「三伏天の季節」

 2014年8月のアクアリズムの執筆は、夏にやっておきたい冷え対策のうち、今回は上海でよく行われている三伏貼について紹介しました。三伏貼の季節は過ぎていますが、なにかと便利な膏薬で、私も少々アレンジしながら日常の診察で使っています。

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 ところで毎月発行される浄水器アクアの会報誌もますます立派になってきています。
 最近では、上海在住の日本人だけでなく、中国人の間でも広まってきているようです。

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 安心で美味しい水は、みんなの願いですからね。

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2014年08月19日

奈良県の生薬への取り組み&洞の会での取り組み

 日本滞在2日目。

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 お盆過ぎて、奈良県内にある2箇所のお墓参りはしないといけないと思っていたのですが、それと同時にぜひ訪れたかったの奈良県農業研究開発センター。実は、以前にある会でここの果樹・研究センター所長で薬草科長である浅尾先生と面識があり、一度ぜひ見学に来て下さいと声をかけてくださっていたので、今回の日本出張のチャンスに実現しました。

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(柴胡)

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(芍薬)
 このセンターでは、生薬供給の最も基礎となる薬用作物供給に関する研究が行われていて、安定供給に向けての整備が行われています。すでに、柴胡、芍薬、当帰、地黄などの生薬が植えられていました。生薬栽培は、気候風土や土壌と密接な関係があり、様々なデータが集められていました。また、柴胡に関しては、刻み生薬として使えるように2年物の良質なものを栽培する方針だそうです。奈良県では柴胡が十津川村ですでに出荷されています。

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(当帰)

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(生地)

 特に、奈良県が力を入れている大和当帰は、アゲハチョウの幼虫など虫がつきやすいため、農薬の問題がどうしても心配されます。如何にして農薬の使用量を減らすかは栽培技術の進歩と深く関係があります。こうした地道な努力がなければ、安定供給はできません。

 臨床応用としては、奈良県立医科大学に大和漢方医学薬学センターが設立され、漢方医学薬学に関する教育・研究・診療が行われていきますが、漢方外来もついに本格化していくようです。こちらの動きも楽しみですね。

 私からは、日頃中国で実践しているこうした生薬の消費者・患者サイドからの活用方法についていろいろ提案させていただきました。なんせ、中国に20年近くいるわけで、いかに中国人の生活に生薬が溶け込んでいて、日常的であるかということを伝え、生薬の消費を増やす必要があります。市場がなければ、こうした産業は発展出来ません。私もいろいろアイデアを提案させていただきました。基本的に、エキス剤の原料や薬膳の食材に頼っているだけではやはりダメです。

 中国の場合、すでに事業を成功した富裕層が、積極的に生薬栽培に資金を投入して、健康産業へ貢献しています。日本の場合、自治体や製薬会社ぐらいしかバックボーンがなく、これではなかなか本格的な動きが出るまでに至りません。しかし、奈良県が県南部の産業復興のためにこうした取り組みを行っていることは特筆に値すると思います。

 午後は大阪にでて本屋を一巡して、日本漢方の生薬学に関する興味深い本をゲット。日本の本屋はとても楽しいですね。いつまでいても飽きません。アマゾンで本を買うのもいいですが、たまには目的なしに本屋に紛れ込み、「あ!」っという本にめぐりあいたいものです。

 夜は、洞の会の一部メンバーと会食。

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 我々が応援している奈良県天川村でのさまざまなプロジェクトについて、進捗状況をいろいろ伺いました。前回、天川村での夜鍋の会でもお会いしたのですが、ガラスアーチィストの岡本覚先生もいらっしゃいました。大阪が硝子工芸のメッカであるというのには驚きました。ガラスのもつ芸術性は改めてすごいですね!まるで生命が宿っているようです。先生の作品は、中之島にもあります。

 皆さん、情熱いっぱいでかつ個性的な人生の先輩ばかりで、とても参考になりました!

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2014年08月11日

庶民中医学の原点を探しに

 8月11日から浙江省安吉にきています。上海から280キロ程度の道のりで、今回は、内環状線から延安高架道路につなぎ、そのまま西にG50高速道路をぶっ飛ばしたら着きます。S32でもいいのですが、やっぱりG50のほうが近いですね。お昼前に出発すると、4時頃には着きました。

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 安吉は雨の日だったとはいえ、30℃前後はある蒸し暑い上海から、一気に25℃以下の世界になりました。なんか別世界です。

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(おやきを発見!)
 さて、私たちがこうやって安吉の一つの村に通い続けている理由の一つに、田舎の人たちが中医学のどうやって活用しているかを知りたかったからというのがあります。確かに、上海には沢山の生薬があり、病院でも中医学は使われているのですが、でも中医学の世界はその程度のものではないと思っています。所詮、都会の医者が使う中医学には薬材の問題からして限度があります。

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(なぞの発酵食品。とても臭いけど美味しい!)

 「薬食同源」とか言われるように、中医学はそもそも庶民が長い歴史の中で築き上げてきた経験集であるわけで、文献ばかりを読みあさるだけではないというのは皆さんご存じの通りです。フィールドワークがその原点だと思っています。そのなかでも、浙江省は長江デルタエリアでも突出した中医文化をもっているエリアでもあります。天目山(大学では薬草採取の講義もありました)を代表とする豊かな自然もあり、なによりも日本の関西エリアやさらに上海などとも気候風土が似ています。つまり、中医学的にも参考にでき、克つ即戦力にできることがいっぱい残っているのです。山々の自然も、日本の里山にすごく似ています。これが私達にとっては魅力的です。

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(白英)

 たとえば、薬草の使い方にしても、地域差が出てくるのも事実です。このエリアでは、夏になると「六月霜(劉寄奴)」を夏バテ予防にお茶として飲みますが、その以外にも前胡や白英など、農民達は日常生活のなかで山に入って採取しています。日本人にとってお馴染みの魚腥草(ドクダミ)なんかもよく使われる生薬の一つです。なんせ、半夏や胆南星なども自生していますからね。生薬資源が豊富なんです。だからこそ、庶民の生活の中に中医薬の文化が残っているのです。これが植物がそもそも生息しないエリアでは難しい。

 今回は、このエリアで中医学を先祖代々継承してきている6代目の馬先生とお会いしました。前から巷でウワサも聞いていて、一度お会いしたいと思っていたのですが、ついに実現しました。先生は自分のことを「学歴も何もない農民」といって謙遜されていますが、村人達の間では4大名医の一人と言われています。こういう人たちが、田舎でどうやって中医学を活用しているか?そして、どうやって中医学を継承してきたのか?というのは私にとってとっても興味深いテーマでもあったからです。

 この日は、延々と地元料理をつつきながら夜半過ぎまで、いろいろ熱く討論しました。しかし、医療関係者でもない地元の農民達も生薬に詳しいですよね。どこに何が自生していて、いつ頃収穫するといい、というようなことを本当によく知っている。しかも、その使い方も。下手な都会の中医師よりも博識だと思います。彼らからすると、中医薬局の生薬は干からびた薬ばかりで、新鮮な生薬を求めて山の中に入っていくのがベストだという世界なんです。

 そうか、「薬食同源」とはこういうことだったのだ!と大変勉強になりました。

 引き続き探求してきます。

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2014年08月07日

中医学による癌治療で知っていただきたいこと

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(最高の青空の上海でした)

 今日も中国人で食道癌に肺に転移した患者さんが、初診でこられました。手術の条件に当てはまらず、化学療法も放射線治療も何回か行われたようですが、その副作用に悩み、今回初めて中医学での治療を試みたいという相談でした。中国人に限らず、日本人の患者さんでも同じような相談をよく受けます。もちろん、私は中医学でできることで最善を尽くしますが、どうしてもっと早く中医学(もしくは漢方医学でもいいです)での治療を思いつかなかったのか残念でなりません。この方のように、最後の砦が中医学では、その効果も限定的になってしまうからです。

 たとえば肝臓癌の場合、手術が可能であっても切除後の再発が高いことが多く、仮に術後すぐに中医薬の使用を開始した場合、転移リスクを少しでも減らすことができます。しかし、転移が進み末期状態になったときには中医学を使おうにもやはり手段が限られてしまうのです。

 さらに知っていただきたいのは、中医学を使った癌治療の特徴は、初期から末期まですべての段階での介入が可能で、その段階によって使われる生薬の種類も変わってくるという点です。たとえば、いつでも「十全大補湯」を使うというわけではないのです。それには体質を見極める必要があります。正気がまだ強い段階だったら、邪気を叩くことに力をいれますが、術後などで体力が弱っているときは、まずはその回復を目指した処方を作ります。免疫力を少しでも高め、五臓六腑の働きを回復させます。また、転移を少しでも防ぐためにも場合によっては攻撃的な生薬も使うこともあります。

 化学治療や放射線治療を行った場合、体力の衰えや体調の悪化が避けられないこともあります。そんなとき、症状ベースで処方できる中医学や漢方医学では、何らかの方法で副作用緩和のために介入します。痛みをとるときでも同じです。決して腫瘍マーカーの上下だけに一喜一憂する処方ではないのです。

 一方で、これは中国人の患者さんに多いのですが、癌の治療には高い生薬を使えば使うほど効果が高いと思い込んでいる人がいますが、決してそんな単純な話ではありません。一般的な生薬でも、良質なものが手に入れば、また弁証が正しければ、効果は十分に高まります。私自身も中国でエキス剤や生薬に拘っているのもそのためです。また、冬虫夏草など高価な生薬を使うときも、どの疾患(どの癌)にどの程度使ったら良いのか、一定の明確な基準もあります。なんでもかんでも滋養強壮すればよいというわけではないのです。

 これは癌患者さんの飲食に関しても言えると思います。どんなに良い食材をつかっても、体質に合わなければ、期待通りの効果がえられないことがてきますが、基本的に単一のものを盲目的に摂取し続けることは私も反対です。一度にすべての武器を使い果たすべきではないと思います。
 
 逆に、十分に西洋医学的に手術をしてよくなる見込みがあるのに、最初から中医学だけでの治療を求めてこられるのもどうかなと思います。最先端の技術をつかって治療ができるのなら、やはり十分に活用すべきだと思います。その上で中医学を使われたらいいのです。検査に関しての対等も同様だと思います。中医学は西洋医学との親和性が高い治療法でもあります。

 中医学による癌治療の根本思想は、癌との共存だと思います。「癌が消えた!」というのも大事ですが、QOLが落ちてしまったらどうしようもないのです。徹底期に癌を叩いてしまうのではなく、結果的に癌細胞が悪さをしないように監視する役割もあると思います。そういった根本思想をしってもらったうえで、中医薬をうまく活用していただきたいと思うのです。身体が千差万別であるのと同様、治療方法も決して同じではないからです。

 
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2014年08月06日

上海の夏の薬膳「山羊鍋」、伏天を過ごすために

 夏の暑い「三伏」の時期に食べる山羊のことを「伏羊」と言います。 
 上海エリアの夏の薬膳といえば、私は山羊を外すことができないと思います。とくに、上海南部の奉賢区や金山区までいくと、「伏羊のスープを飲めば、薬は必要ない」と言うぐらい、山羊肉信仰が強いのも事実です。

 「三伏」はちょうど暦の上で小暑から立秋ぐらいの時期を指します。ここでいう「伏」というのは、伏邪のことを言います。つまり、身体の病気を引き起こす六淫(風、寒、暑、湿、燥、火)のうち、夏の暑さと関係のある暑邪が体内に潜伏し、もしこの暑邪を排除しなければ、秋になると肺を傷つけ(火克金)、咳や発熱など上気道に関係する疾患に罹りやすいと中医学では考えるのです。こうした暑邪の排出には、冷たい物を飲んだり、エアコンに頼ってもだめで、しっかりと汗をかきなさいというわけです。

 従って、山羊肉を食べる地元の人たちは、空調の入った部屋で涼しげに鍋をつつくのではなく、わざわざ暑い部屋を選んで、汗をダラダラ流して食べるものだといっていました。(さすがに私は真似できませんでしたが。。。。)
 地元の人たちは、まだ太陽も昇りきっていない早朝3時〜4時頃に汗流しながら山羊肉を食べ、身体をさっぱりとさせてから野良仕事に出かけるのだそうです。

 いずれにしろ、滋養強壮作用の強い山羊肉を食べることで、「熱で以て熱を制する」と考え、汗によって解毒し、ジメジメした湿気を吹き飛ばし、涼しさを身体にもたらそうということです。

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 中医学的な発想で考えると、山羊肉の性質は温性でいて陰を補う働きもあり、腎・脾を整え、気血を養う働きがあるとされています。そのため、冷え性や冷え系の咳、慢性気管支炎、喘息に対して養生食としてよく使われます。西洋医学的にも、鉄分やカルシウムも豊富に含むため、貧血や骨粗鬆症にもよいとされています。血液循環の改善や、免疫力の向上には欠かせない食材の一つなのです。また、夏ばてなどで体力が弱まったときにも、山羊肉を食べることで弱った脾の働きを高めて、気を補うことができるわけです。

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 幸い、高層ビルで熱帯夜で喘ぐ上海中心部と違って、崇明島や上海南部は緑豊かで、山羊の好きな草が豊富にあります。そうした草も実は薬草として使われるものも多く、山羊自身が日頃から薬草を食べて育っているので、身体に良いと考えられているのも納得できます。

 もちろん、山羊肉は身体を食べる食材ですから、冬にも食べます。ただ、鍋のようにして汗タラタラにする食べ方ではなく、ゼラチン質でかためた肉のかたまりをスライスにしていただきます。これも絶品です!

 私も、この時期になったらいつも行く山羊肉のお店が上海市南部の金山にあります。浦東新区からだとクルマで50キロぐらいの道のりです。お店の情報は、2012年に行った記事にあります。

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 8月5日に行ってきましたが、この日も沢山の地元のお客さんで賑わっていました。私も山羊肉に関しては上海松江や、上海奉賢でも食べましたが、私的には金山のこのお店がお気に入りです。

 こうした料理も、上海の名物料理の一つです。そういえば、沖縄にいったときも山羊汁を食べることができて、感動しました。暑い時期の共通した食材なのかも知れませんね。

 ただ、沖縄料理の山羊よりも、上海料理の山羊のほうが臭みをとるテクニックがうまいような気がしました。また、山羊肉もあばらあたりの肉が比較的臭みがなくて美味しいとか。このあたり、お店によって様々な伝統技術が伝わっているようで、使う肉の部位にもこだわりがあります。沖縄では臭みをとるために艾を使っていましたが、上海では使いません。香菜ですら使わないで、醤油だけで頂きます。さすがに、生食を食べない食文化ですので、山羊肉の刺身は絶対食しませんが。

 金山からの帰りは、浦東金橋にある極楽湯で「補陽」の締めくくり。外からと中からで確りと汗をかけたら、伏邪も少しは減らせたのではないでしょうか。

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2014年08月02日

中医薬と上海水蜜桃

  夏になると上海の果物売り場には水蜜桃が並びはじめます。
正直、上海生活が19年目にもなるとこれがないと夏の気分にならないのです。

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我が家では、いつものタクシー運転手の農家から水蜜桃を届けてもらいました。上海郊外奉賢区の自宅に桃農園を持っていて、私も時間があったら直接畑にいって獲れたてを食べに行くのですが、今年は時間が合わず、仕方がなく職場まで届けてもらうことにしました。

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 さて、この上海の水蜜桃ですが、どうやら日本で今食べられている水蜜桃の起源の一つのようですね。「上海水蜜桃」は日本の生食用モモの起源品種の1つであるというような論文も見つけました。意外に歴史は浅く、明治時代に水蜜桃が日本へ入ってきて品種改良されたようですね。確かに、日本のスーパーで見かける桃は、値段もすごいですが、丁寧に作られていて美味しいですね。

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 ところで、桃は中医薬としてもとても重宝されます。夏に収穫される果物の多くが寒性であるのに対して、桃の性質は甘・酸味で、温性であるというのは大きな特徴だと思います。帰経は肝・肺・大腸になります。主な効能は生津潤腸、活血消積となっていて、便秘や咽の渇き、咳などにも使われます。さらに、桃には豊富な鉄分が含まれていて、血の巡りをよくする活血化瘀や養血の働きもあり、美容にいいと言われるのもそのためですね。

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 ただ、桃と言えば中医学や漢方をしている医者が真っ先に思いつくのが、生薬「桃仁」でしょう。桃を食べたときに出てくる大きな種の中を割ると出て来ます。新鮮な桃仁は真っ白で表面がツルツルしており、香ばしい香りがしてきます。桃仁を使った有名な処方に、桃紅四物湯があります。生理痛や産後の腹痛、さらに虫垂炎なども含まれる腸癰という疾患にも使われました。体内にたまった膿を出してしまうような感じですが、桃仁そのものの苦みと関係がある作用ですね。
 現代医学の研究でも、桃仁を使った複合処方では肝臓癌に対して一定の作用があるほか、免疫力低下を抑制し、活血化瘀作用が瘀血状態を改善するために、癌の転移や再発予防に対して一定の働きがあるあことが知られています。
 桃仁のような種系の生薬は、便秘解消にも作用します。特に、腸内の津液が不足したような乾燥型の便秘では桃仁は重宝します。

 実は、あまり知られていないのが、桃の葉っぱの薬効。
 地元の人はよく使っておられますが、葉っぱの汁が蕁麻疹による痒みに効果があり、皮膚疾患の痒みにもよかったりします。

 そのほか、熟す前に落ちた若い桃は「碧桃乾」と呼び、寝汗なを指す盗汗や、体調不良による発汗に治療に使います。

 繊維質が豊富で、タンパク質や各種ビタミンの多い桃の栄養価の高さは昔から定評があり、またの名を「寿桃」とも呼びます。
 ただ、温性の果物ですので食べ過ぎないように。


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posted by 藤田 康介 at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 生薬・漢方薬・方剤・中成薬