2014年07月21日

7月21日〜24日まで大阪出張

 久しぶりに関西にやってきました。
 東方航空の午前の便で、少しでも早く大阪入りしようと思っていたのですが、機長からの連絡で軍事演習だとかで、30分遅れの離陸。とはいえ、30分の遅れで済んだことはラッキーだったと思わないといけません。

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 いつもながら朝のMUの機内食はびっくりですねえ。今までn回食べてきた中華点心の組み合わせ。仕事の資料を読みながら、1時間50分ほどのフライトであっという間に上海に到着にしました。やっぱり関空は東京よりも近くて便利です。

 関空に到着した途端、親しい上海人の友人の声が。とても久しぶりに再開なのですが、なんと上海の検診で肺がんが見つかったそうで、日本で再検査と治療をうけるために来られたそうです。これから、こういう目的で訪日する中国人も増えるのかもしれません。中国での再会を約束し、もちろん中医学的なアドバイスをさせていただきました。早期からの中医学的の介入は欠かせません。意外と上海人でも知らないです。

 出発からの再会に驚きました。

 関空に入った瞬間から、ネット環境が改善されて、LINEもWechatもFacebookもTwitterも自由自在。中国人にとっては、最高の観光資源だったりすると思います。

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 30分の遅れを取り戻すために、特急「はるか」で新大阪まで移動。いまさらながら、「はるか」での移動は便利なことを発見しました。ただ、大阪駅に入らないのはちょっと不便ですよね。遠い将来にはそういう計画もあるそうですが。

 今回の日本滞在は、NPO法人「21世紀の医療医学を考える会」が主催しているe-CLINICの岡本裕医師らのグループと合流するため。以前から時々繋がりがあったのですが、中国の中医学的な観点から、私の今までの中国での経験を、日本にいるがん患者など難病の患者さんにも活かしてほしいというのが趣旨です。

 中国では西洋医学も中医学も同じプラットホームで難病に取り組んでいます。日本も和漢薬の認識が高まっていますが、生薬原材料の高騰もあり、まだまだ日常的なものになっていません。

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 いずれにしろ、日本の西洋医学のドクターと協力しながらの今回のプロジェクトは私にとっては新しい挑戦となりそうです。

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 夜の懇親会は西中島南方にあるインド料理のカジャナで。インド人シェフによるカレーとナンが美味しかった。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました

 
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の活動

2014年07月17日

8月から浦西古北院で土曜日午後の診察を増やします

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  今週月〜火曜日は上海の大気汚染も良くなかったので、浙江省安吉に家族で避難しておりました。上海からクルマで300キロほどですが、それだけでも見事な青空が広がっていました。とても満足です。

  さて、東和クリニックに移ってかれこれ2ヶ月近くになりますが、私自身もかなりペースが掴めてきました。

 ただ、日曜日の診察が相変わらず混み合うことが多いため、2014年8月2日(土)から土曜日午後の診察を追加することにしました。
 この結果、浦西古北院(栄華東道88号3F)では平日の木曜日・金曜日の他に、週末は土曜日午後と日曜日全日となります。浦東院は水曜日全日と土曜日の午前中です。

 土曜日の午前はこれまで通り浦東院にいますので、お昼の時間を利用して浦西から浦東へ移動することになります。この移動、大変ですね!とよく言われるのですが、今の上海は中環状線もあるので結構スムーズに動けます。(ただし、渋滞しなければですが。)

 最新の診察スケジュールはHPでお知らせしておりますのでご確認いただければと思います。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール

 
posted by 藤田 康介 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の活動

2014年07月08日

沖縄料理と上海料理の接点・豚と山羊

 7月1日〜5日まで沖縄に滞在していました。
 そのときに感じたことを色々書いてみたいと思います。今回は沖縄の食について。

 沖縄料理といえば、ゴーヤチャンプルしか食べたことがなかった私ですが、今回の旅を通じて地元の人の食文化の一面を垣間見ましたし、なによりも中華料理(とくに上海料理)との共通項を多く見つけ、上海人の私の妻も驚いていました。

 沖縄料理も中華料理同様にとってもシンプルな食べ方をされています。特に、今回の旅で主に滞在した今帰仁(なきじん)エリアで食べた「アグー豚肉」は絶品です。豚の本場中国でもなかなかここまでのお肉は食べられませんが、いや美味しかった。

 今帰仁でも結構有名なしゃぶしゃぶ専門店「長堂屋」で食べたしゃぶしゃぶはアグーの味を一番良く引き出していたと思います。いろいろこだわりのあるお店で、ポン酢や薬味、タレ類はすべて自家製で化学調味料なども一切使っていないとのこと。

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 そもそもアグーは600年前に中国大陸から導入されたもの。しかも体重は普通の豚の半分から三分の一程度の小型の豚です。この品種を守るために、沖縄県ではいろいろ研究を重ねているようです。

【データ】「長堂屋」沖縄県国頭郡今帰仁村字玉城710-1 
     0980-56-4782
     HP: http://www.nakijin.net/

 
 しかし、沖縄の豚料理は本当に上海料理に似ているのです。上海でも豚足はフツーに売っていますし、豚足(テビチ)なんかはどこのお店も美味しかったです。もう骨までとろけてしまいそうな感じでした。

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 上海料理の代表の一つ、紅焼肉なんかはまさに沖縄のラフティーですよね。味付けも甘党。ラーメンにも欠かせない豚肉の数々はとても印象的でした。ラフティーに関しては、美ら海水族館のある本部町の居酒屋「亀蔵」さんのが印象に残っています。店の外観からして、ちょっと入ってみたい誘惑に駆られます。我が家では私も含めてみんな下戸なので、泡盛チビチビとまではいきませんでしたが、でも雰囲気は抜群でした。

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【データ】「亀蔵」沖縄県国頭郡本部町大浜880-3 ニライ荘1F
      0980-47-7122

 さらに、もっと豪快な豚料理にも巡り会いました。名前もそのまま「骨汁」です。沖縄今帰仁の手打ちそばの専門店で、売り切れ御免のお店「まんてん」で見つけた料理です。中国でよく食べられる「骨頭湯」とそっくりですね。妻はそばよりもこちらを注文していました。骨の髄をしゃぶることができればもっと美味しいでしょうが。

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【データ】「まんてん」沖縄県国頭郡今帰仁村仲宗根315
      0980-56-2618

 もう一つ、沖縄の料理で忘れてはいけないのは山羊料理。今帰仁で地元の人と色々話をしていると、今帰仁地区では山羊がとても大切だということに気づきました。お祝い事には山羊料理が出てくるそうで、一昔前は海岸で山羊をしめていたそうです。さすがに、上海では刺身では食べませんが、沖縄では山羊の刺身もありました。

 ただ、中国と大きく違う食べ方は、沖縄では艾をトッピングします。お灸につかう、あの艾です。中医学や漢方では生薬としても使いますが、これはちょっと不思議。中医学では艾といえば温める性質の生薬。山羊といえば温める肉の代表選手。両方とも温める性質なのですが、地元の人に聞くと、山羊を食べ過ぎると鼻血がでるので、そのために艾をたべるとか、確かに、生薬としては止血作用はありますが。。。。

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 ちなみに、中国では山羊肉といえば香菜です。私は苦みのつよい艾よりも香菜のほうが好きなのですが。

 ところが、今帰仁村では意外と山羊を食べさせてくれるお店がなく、地元の人に教えてもらった「ゆなみ」へいきました。地元の人が数人いた程度で、女将に「山羊しかないけど大丈夫?」「本当に食べられるの?」とか何度も聞かれましたが、もちろん「OK!I」。山羊を食べるために来たのですから。

 メニューを注文することもなく、さっそく出てきたのが「山羊汁」。

 味はなかなかいいのですが、もうすこし豪快にお肉のある部分を食べたかった。いや、それぐらいにしておくのがちょうど良いのかもしれませんね。女将にきくと、夏のあついときに山羊で滋養強壮をするということなので、上海でたべる伏羊と一緒ですね。

 このように、沖縄と中国の食文化にはとても関連性があることが分かります。日本本土とはまた違った発展をしているわけで、気候風土にあった独自性が興味深いですね。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール

 
posted by 藤田 康介 at 14:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界