2013年10月15日

蘇州蔵書の羊肉麺

 上海エリアでは、夏に山羊肉を食べる習慣があることは以前もここで紹介しました。猛暑の今年も、夏の一番暑い三伏の時期に食べに行きました。奉賢区には山羊肉節もあったりします。詳しくはこちらから。

 そして、やっぱり山羊肉は秋から冬にかけてふと食べたくなるもの。その山羊肉で、中国全国でも有名な一大ブランドとなっているのが蘇州市の蔵書の山羊肉で、商標も登録されているそうです。
 
 先日、閔行区の清水路を歩いている時にたまたま見つけたお店でいただいたのが、蘇州人が経営している蔵書山羊肉の麺専門食堂。とても小さな店なのですが、味はなかなかでした。

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 私が注文したのは湯麺ではなくて、拌麺。山羊肉スープがべつについてきて、醤油ベースのつけ麺みたいな食感です。中身はとってもシンプルで、薬味として使われているのが大蒜の葉っぱ。

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 そのほか、山羊肉でもっとも典型的な食べ方である白切羊肉と、羊雑と言われる山羊の肝臓、肺、胃などの内臓をスライスしたものもいただく。食べるときは甘い甜麺醤を使ってもいいし、お醤油でもいいです。まさに、江南エリアならではの食べ方です。

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 山羊肉は中医学でも薬膳として使われる食材です。虚弱体質や身体の冷えなどに対して有効とされ、とてもマイルドな食感が美味しいです。あまり臭みもありません。上海エリアではぜひ一度食べてみたいところです。山羊は上海の郊外で、いまでもよく飼育されている動物です。山羊は草食で、飼料を食べさせないので、比較的安全な肉だと言われています。


posted by 藤田 康介 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界