2013年06月23日

前立腺癌と揚げ物の関係

 中華料理も、家ではそれほどやらなくても、外食するとよく出て来ますよね。それ以外にも、朝食に油条を習慣的に食べている中国人も見かけます。食欲をそそる揚げ物ですが、揚げ物と前立腺癌との関係について、ある研究結果がありました。

 雑誌「The Prostate」に発表されたJanet L. Stanford博士らのグループによる研究ですが、35〜74歳の1549名の前立腺患者と1492名の健康な男性をを比較した結果、フライドポテトやフライドチキン、ドーナツなどを週に1回以上食べた場合、1ヶ月に1回以下の人たちと比較すると前立腺のリスクが30〜37%高まるということでした。そのなかでも、進行前立腺癌のリスクが高まるようです。

参考:
Study finds eating deep-fried food is associated with an increased risk of prostate cancer

 
 高温の油を使うと、AGEs(終末糖化合物)の発生量が増えます。たとえば、ニワトリの胸肉1かたまりを20分間揚げると、AGEsの濃度が、1時間煮詰める場合と比較して9倍も多くなるとか。AGEsは、身体に炎症反応を引き起こし、酸化ストレスを高めます。

 なお、現代の研究では、大豆に含まれるイソフラボンが局全前立腺癌や、緑茶の飲用などが進行性前立腺癌の予防に効果があるともいわれていますが、中医学でも使われるザクロも効果があるようです。

 
posted by 藤田 康介 at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情