2012年05月27日

小満すぎて、マンゴーや生姜はほどほどに

 5月21日は小満でした。朝夕はまだまだ涼しい上海ですが、もう少ししたら猛暑がやってきます。
 小満から次にやってくる二十四節気の芒種までの期間に、上海など長江デルタエリアでは夏らしい天気が本格化します。

 この時期、湿気が徐々に盛んになってきます。アトピー性皮膚炎など皮膚が弱い人は、徐々に痒みを増すようになります。そのため、食べものは熱をもつものを少なめに摂取することが必要です。代表的なのが、羊肉や牛肉類。また、アレルギーも出やすく、この時期よく出てくるマンゴーなどは食べ過ぎないように。うるし科のマンゴーは、接触性皮膚炎を起こしやすいので要注意です。中医学でのマンゴーの性質は、中性からやや冷やすぐらいですので決してきつい食べ物ではないのですが、アレルギーが心配なのです。

 また、冬場はあれほど重宝された生姜もこの時期はすこし控えめに。生姜は温める性質がありますが、燥性も強いので、夏の中医学の養生では食べ過ぎないようにと言われます。とくに、内熱が過剰になりすぎると、高血圧の人にはあまりよくありませんし、ニキビや痔の原因になったりします。

 一方で、これからあっさりとした野菜類が増えてきます。緑豆やヘチマ、冬瓜、西瓜、トマト、ニンジン、レンコン、ハトムギ、小豆、キュウリ、ヘチマなどです。これらの野菜には、清熱利湿作用があるので、ジメジメとした季節にはぴったりです。

 そして、うちの中医クリニックにこられる子供たちに再三注意しているのは、冷たいモノや生ものを食べ過ぎないこと。子供や高齢者は、消化器の働きがまだ弱いので、食欲不振や下痢の原因になります。それでも、私の目の前で氷をたっぷりといれた水筒をもってきた子供がいたのにはビックリ。(^_^)

 また、気温の差がまだまだあるので、朝夕は風邪引かないように、特に寝るときはまだまだ夏モードは早いです。夏の五臓は心です。精神的に不安定にないやすいので、ストレス発散も兼ねて適度に散歩などをして体を動かすことが必要です。
posted by 藤田 康介 at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 「治未病」という発想