2012年05月25日

上海の末端医療機関で推進されることになる中医治療

 上海市衛生局のHPによると、5月14日に市内の末端医療機関(社区衛生服務中心)で普及が考えられている中医学の治療方法12種類が公開されました。その内容は以下の通りです。

・ 経穴敷貼による慢性呼吸器疾患の予防と治療
・ 棍棒体操による中風後の肩関節活動障害の予防と治療
・ 督脈灸と耳穴貼法を使った不眠治療
・ 五行健骨体操
・ 「六歩奶結疏通法」による乳汁欝滞の治療
・ 中薬処方腸痺方と推拿と竜形六式体操を使った慢性便秘の治療
・ 艾灸を使った膝の骨関節炎の治療
・ 「項八針」による頸椎病の予防と治療
・ 「陽明法」による高齢者の咳喘症の予防と治療
・ 電針浅刺法による顔面神経麻痺の治療
・ 腕踝針
・ 中薬を使った糖尿病による足部神経障害の早期治療

 上海市衛生局には、合わせて98種類の中医学を使った特色ある治療方法が提案されたそうですが、その中から専門家の討論をへて、上記の12種類が決まりました。末端医療では、全科医師と呼ばれる主治医の国家資格を取得した医師がGPとして治療にあたります。近年、中国の医療制度も様々な資格が作られ、徐々にですが整備がすすめられています。私の妻も、全科医師の主治医の資格以外に、最近は鍼灸医師の主治医の資格も受けてきました。合格結果はまだですが。。。。

 中医学は、医師がそれぞれ特有の治療経験をもっています。それらの勉強と普及が今後益々必要となってきています。
posted by 藤田 康介 at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 「治未病」という発想