2012年04月04日

乾燥系痰咳に使えるダイコン飴(萝卜糖汁)を作ってみて

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ちょうど清明節連休の1日目に風邪を引いてしまい、熱を出してしまった娘。熱は1日で収まったのですが、咳が残ってしまい、夜も咳で苦しそうだったので、今回はダイコン飴(萝卜糖汁)を作ってみることにしました。

 作り方は簡単で、普通のダイコン(白いダイコン)に、水飴か氷砂糖をいれて24時間ほど浸けておきます。割合は、大根500グラムに対して、水飴が20CC程度。今日は、我が家に水飴がなかったので、氷砂糖約100グラムで代用しました。

 ここで使える大根は、辛ければ辛い方がよいとされていますが、味は出てくるシロップへの影響はそれほどありません。大根を1〜2センチ四方に切って、氷砂糖としっかりと混ぜると、1時間もすれば汁がどんどんと出てきます。

 大根は、中医学や漢方の世界では萊菔と呼び、その種の莱服子は生薬としてよく使います。種は消食降気化痰の作用があるのですが、大根そのものも気の巡りを整えて、痰をとる働きがあります。特に、春先は空気も乾燥しているので、燥邪による風邪がよく見受けられます。そんなときに、簡単に家でもできる方法ですので、ぜひ試してみてください。氷砂糖や水飴は、ここでは甘さをつけるだけでなく、肺を潤す働きがあるといわれています。よって、燥邪+痰系の慢性気管支炎にも使えます。

 ダイコン飴は、私も子供の頃に親が作ってくれたことを覚えています。まさに、中医学・漢方的なアプローチができる食療だったのです。

 味も非常にマイルドなので、子供でも気軽に服用できます。
posted by 藤田 康介 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学の薬膳・医食同源の世界