2011年06月01日

中国の女性の乳がん発病年齢は平均で48歳

 中国で初めての大規模な乳がんの疫学的調査が行われ、その結果が発表されました。『中国流線癌流行病学調研項目』と呼ばれる研究で、中国医学科学院腫瘤医院、腫瘤研究所が中心となり、中国全国の7つの総合病院が2年間にわたって華北・東北・華中・華南・華東・西北・西南の各エリアを疫学的に調査したという画期的なものです。

 その結果、中国の乳がんの発病平均年齢は48歳で、欧米よりも10歳程度早いことが分かりました。また、上海で発病率が高いように、東部沿岸部の方が西部内陸部よりも発病率が高く、都市部のほうが農村部よりも発病率が高いことも分かりました。以前言われていたとおりの結果です。中国都市部でのストレスや飲食との関係や環境汚染との影響が言われています。

 中医学で乳腺に関係する疾患を考えるときに、漢方薬などを服用すること以前に、まず精神的なストレスや疲労を改善し、如何にリラックスできるかを重視します。これは、乳腺に関係する疾患が肝や腎と関係があるからです。
 また、一般的に食生活では揚げ物や焼き物類を控え、動物性タンパク質や脂肪の摂取量をコントロールし、滋養強壮といわれる漢方薬や中医薬の服用は控えめにするようにいいます。
posted by 藤田 康介 at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情