2011年03月25日

男性30〜39歳

 中国の大都市に住む市民の健康管理は、かなり難しい。よっぽど意識をしなければ、ズルズルと流されていってしまうからです。

 中国医師協会などが行った4ヶ月に及ぶ調査で、中国の大都市に住む市民の健康診断などのデータで、男性の場合は脂肪肝・中性脂肪・骨密度の低下が増加している一方、女性の場合は、乳腺増殖・子宮頸炎・痔が順に増加傾向にあるということでした。

 この調査で興味深いと思ったのは、男性の場合、高血圧や脳梗塞、冠状動脈アテローム硬化性心疾患のような慢性疾患の原因の多くは、我々のように30〜39歳の間に原因があり、40〜49歳に発症するという調査結果。また、女性の慢性疾患の場合、男性よりも10年遅くて、50〜59歳が慢性疾患発生のピークになるという傾向があるようです。確かに、女性は更年期とも関係がありますからね。

 さらに、都市部の女性の間で痔が増えているらしい。

 運動しない人が多いだけでなく、やはり事務の仕事など坐ってする仕事が女性に多いことが原因と言うことです。また、最近、中華料理でもあまり噛まなくてもいい柔らかい食べ物が増えているのも原因らしい。その通りです。中国の中華料理の肉も軟らかくなりました。

 男性の脂肪肝は、中国では若年層でも非常によく見かけますが、データでは20〜40歳の世代では、その割合は6割にものぼります。運動不足や過度の外食・接待が問題であることは言うまでもありません。

 ちなみに、地域別にみると、上海人は心理的には結構うまく調節できている人が多いのに対して、広東人はイライラしている人が多いそうですが、これはホントかどうか。。。

 上海で働いている日本人のみなさんについても同様です。日本以上に接待や外食が身体を蝕んでいる人が多く、日本から出張にこられる方も、そのあたりを配慮されたほうがよいかと。うちの中医クリニックでも、接待疲れで身体を痛めている患者さんが少なくありません。
posted by 藤田 康介 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の健康事情