2010年12月02日

鼻炎・咳のちょっとした中医学的対策

 今日の上海は少しマシですが、ここ数日上海の大気汚染の状況が今ひとつよくなく、ノドの不調やくしゃみなどの症状を訴える患者さんが多いのですが、こういった症状は、肺の気、すなわち衛気などの働きの低下や、肺気の上逆と関係があると考えます。そこで、中医学では気功の分野でちょっとした予防方法があります。

 まずは、鼻を擦ること。親指の側面をお互い熱くなるまで擦ります。擦った部分を今度は鼻の両脇で上下擦ります。大体、50〜60回ぐらいが目安です。擦ったあと、鼻翼のわきにある「迎香」のツボを20〜30回ぐらい押してあげましょう。これをワンセットにして、1日2回朝晩やってみて下さい。鼻づまりや鼻水など鼻炎の症状に効果があるはずです。副鼻腔炎の治療にも使われます。

 そのあと、坐った状態で、首を多少後ろに傾け、喉から胸にかけて両手で交互に擦ります。1日朝晩2回、1回につき30回ぐらい擦ってあげます。喉の調子が悪いときや、咳や痰があるときなど効果的です。

 ちょっとしたことですが、こうした動作を上海の公園でやっているお年寄りを見たことがあるかもしれません。結構ポピュラーですね。

 免疫力は、中医学や漢方では肺の気と関係があることが多いです。しっかりとケアしてあげたいところですね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「治未病」という発想