2010年09月08日

上海でも始まるはしか(麻疹)の免疫強化

 国の政策にのっとり、上海でも9月11日〜20日にかけて、市内児童生徒200万人を対象とした麻疹ワクチンの予防接種(生ワクチン)が始まります。対照となるのは、1995年9月1日〜2009年12月に生まれた今年8ヶ月〜14歳となる子供たちです。

 予防接種は、8ヶ月の子供は麻疹ワクチンを、また18ヶ月と4歳の子供は3種混合(はしか・おたふくかぜ・風疹)、それ以外に関しては基本的に麻疹ワクチンとなります。上海市では2008年以降、小中学生には無料で3種混合ワクチンを接種していましたが、それ以前では任意だったため、今回の免疫強化に踏み切ったということです。

 なお、ほかのワクチンの予防接種を受けた場合、1ヶ月以上の間隔をあけるようにし、予防接種直後は30分は体調を観察するようにしなければなりません。

 WHOによると、一度麻疹ワクチンを接種した場合、25年は保持されるといわれています。今回の予防接種で、免疫強化をはかることになります。

 学校・幼稚園などでは、集団で予防接種が行われますが、まだ学校などに通っていない子供たちは、上海市内の各地区に設置されている社区衛生サービスセンターで予防接種を行います。

 今回の予防接種は、中国全体で行われるので、対象となる子供たちは1億人にもなります。もともと、予防接種に対して、抵抗感を感じる父兄が多いため、中国衛生部もメディアを通じてのPRにかなり本腰をいれています。
posted by 藤田 康介 at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国の医療事情